Lot No. BR15753 / JACKETS, HERRINGBONE TWILL, CAMOUFLAGE

TEXT: バズリクソンズ企画総括 亀屋康弘(YASUHIRO KAMEYA)


高密度が故に強度のあるヘリンボーンツイルは戦闘服や対ガス防護服に適していた。そのヘリンボーンツイルに迷彩効果を高めるため採用した米陸軍はカモフラージュ柄を1942年に採用した。その生地にはグリーンサイドとタンカラーサイドと両面にプリントしているが、リバーシブルで着用する仕様にはなっていない。胸には容量の大きい縦長のマチ付きポケットが付き、肘は補強として二重になっている。また、前立て裏には毒ガスを侵入させない防護として密閉性を高めるためのガスフラップが設けてある。いずれもグリーンサイドに設置され、タンカラーサイドはプレーンな状態である。型はこの頃採用されたオリーブドラブ色のM-43とほぼ同じ外観だが、装備品の引っ掛かりや地上を這うことを想定してボタンは隠しボタン仕様となっている。