2026年10月9日入荷 / Lot No. BR16009-119 / Early 1950s Style Acetate Souvenir Jacket “KOSHO & CO.” × “BUZZ RICKSON’S” Special Edition “17TH COMM SQ & 17TH BOMB WG(L)” (Reversible Side)

TEXT: バズリクソンズ企画総括 亀屋康弘(YASUHIRO KAMEYA)


1950年代初期、Carl(カール)という名の米兵により、カスタムオーダーで作られたスーベニアジャケット。米空軍第17通信中隊と米空軍第17軽爆撃航空団は、1952年5月から韓国の釜山東空軍基地(K-9)に駐留し、朝鮮戦争下で共に任務を遂行していた。刺繍のデザインはスコードロンのモチーフで、通信機器を身に着けたネコとネズミのキャラクターがコミカルに描かれている。リバーシブル仕様で両面とも同じ刺繍という珍しい仕様だが、表面のブラックは「部隊名の文字が大きくネコのヒゲがない」、リバーシブル面のブルーには「部隊名の文字が小さくネコのヒゲがある」という違いがあり、それぞれ実物をもとに再現。そのコミカルな刺繍からは、オーダーした米兵の絵心と遊び心がうかがえる。当時、このようなミリタリーモチーフのスカジャンは部隊のカスタムオーダーで限られた数しか作られておらず、現存する数もごく少数。バズリクソンズ×港商のダブルネームで復刻するに相応しい、スペシャルな一着となっている。